仁淀川のアメゴ

新型コロナウィルスの影響を受けた生産者さんも多かったようで
微力ながら私も食欲で応援させていただきました。

その一つが、仁淀川町でアメゴの養殖をしている片岡養魚場さんです。
自粛要請で飲食店が休業になってしまい、
出荷先を失ってしまったアメゴを一般向けに特別価格で販売されていました。

“仁淀川町のアメゴ”といえば、うちの子ども(好き嫌い多め)の大好物で
仁淀川町の飲食店に入ったら必ず注文し、
教えてもないのに頭と尻尾以外は食べ尽くすほど
とてもおいしいアメゴです。

片岡養魚場さんによると、エサとしてユズの皮を与えているそうで
しかも、仁淀川のきれいな水の中で泳がせて育てているので
川魚にありがちな臭みが一切ありません!
焼くと、身はふわふわ。皮の香ばしさと、身の濃厚なうま味が引き立ちます。

そして、今回驚いたのは「アメゴの稚魚」!
実は私はそれまで食べたことがありませんでした。
10センチほどの小さなアメゴでしたので、丸揚げにしていただきました。

小さくてもうま味はしっかり!嫌みのない爽やかな川の香りが漂います。
頭から尻尾まで丸ごと食べられるので、小さな子どももパクパク箸が進みました。
こんなにおいしいなら、もっと早く出会いたかったなぁと思うほどでした。

そして、こちらも出荷先を失ってしまった逸品。

香南市にある高木酒造さんの「豊能梅 楽鶯」。
この瓶を見てピンときた方、さては貴方は吞ん兵衛ですね?
これは、土佐を代表する祭り『どろめ祭り』専用の二合瓶です。

どろめ祭りは毎年4月に赤岡町の浜辺で開催されていますが
2020年は新型コロナ感染拡大防止のため、残念ながら中止となりました。

例年であれば祭り会場で大量消費されているこちらのお酒が、
行き場を失っていたところ、酒屋さんや量販店さんが自分たちのお店で販売。
酒蔵を支援する輪が広がっていました。

私はスーパーで見かけて購入。
うーん、やっぱりウマい!!そして、料理にも合う!!!
アメゴのような繊細な味わいにも決して邪魔を入れず、
ふわりと華やかさを添えて引き立てる…懐が深くて心地良いお酒です。

来年は祭りが開かれている賑やかな浜辺で、やいのやいの言いながら
このうまい酒をぐいっと杯を飲み干したいなと願うばかりです。